第61号
2020年10月5日発行分
開設二十一年目の栗の郷
連日の猛暑もひと段落し、十月に入り、やっと秋らしい過ごしやすい日が増えてきました。普段であれば気候の良いこの時期に、行楽や集まり事などの行事を計画するものでしょうが、本年ばかりは新型コロナウィルスを考慮して自粛する向きも多いのかと思います。
栗の郷は平成十一年の十月二十九日に施設を開設。以来二十一年間という月日を刻むに至りました。当初はベッド数六十六床、新築の建物に新品の備品、スタッフ全員が新人と新しもの尽くしの中、たったお一人の入所者さまをお迎えしてのスタート。そこからすべてが始まりました。今では百五床のベッド数の老健施設サービスと他三件の在宅サービス事業所を併設した、スタッフ数が百名を超える大所帯となりました。開設当初からのスタッフはその数は少なくなりましたが、当時の苦労話やエピソードは語り継がれており、毎年この十月二十九日は栗の郷のサービスの原点を見直す、良い機会となっております。残念ながら本年はコロナという災厄により、入所者様やご家族様にはご不便をお掛けするなかでこの日を迎えることになりましたが、こんな時であるからこそ真価が試されるものと考えております。
まだまだ終わりの見えないこの災厄、皆で切り抜けていければと思いますので、ご家族様にはご協力の程、よろしくお願いいたします。
介護老人保健施設 栗の郷
事務長 田中 洋
疫病退散!~変わらぬ祈りを込めて~
妖怪とは思えない愛くるしい姿が、一躍広く世間に知られるようになった『アマビエ』。
疫病を治めるという言い伝えにコロナ退散を祈らずにはいられません。科学万能の現代でも「祈り」は普遍的なもの。ならば科学が未発達の時代は「祈る」ことでしか、災厄は防げないと信じられていた頃がありました。そんな祈りの気持ちは風習として残り、今でもこの千葉県の各地で伝え続けられています。その中から二つご紹介いたします。
八千代市下高野のわらで編んだ蛇。
「辻切り」と呼ばれる風習。集落境に置かれ、集落に悪霊(疫病)が入ってこないよう睨みを効かしています。
銚子市小浜の「道切り」という風習。こちらも魔除け。集落境の道の上に綱を渡し蛸(タコ)を模したわら細工が吊るされています。
2020年 年間行事
1月 | 新年会 |
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2月 | 節分 |
3月 | ひな祭り |
4月 | お楽しみ会 |
5月 | お楽しみ会 |
6月 | プチ運動会 |
7月 | 栗リンピック |
8月 | 栗祭 |
9月 | 敬老会 |
10月 | お楽しみ会 |
11月 | お楽しみ会 |
12月 | クリスマス&忘年会 |
行事報告
7月行事「食レク かき氷」
やっぱり夏と言えばかき氷!それぞれにおもいおもい、好みの味のシロップをかけて、氷の冷たさを味わいながら頂いていました!
8月行事「納涼祭」
昨年に引き続き屋内での開催。規模は縮小しましたが、出店を模した「魚釣りゲーム」や「宝さがしゲーム」では皆さん真剣そのもの。引き換えで頂いた賞品を早速試てみたり、興味深げに眺めていました。
9月行事「敬老会」
88歳以上のご長寿様のお祝いの後、職員手作りのゲーム大会へ。真剣な眼差しでボーリングのボール(模擬球)を投げたり、応援の掛け声があったりと、たくさんの笑顔がみられました。最後は皆でお祝いのケーキを頂き、楽しいひと時を過ごされました!
祝 敬老の日
敬老の日は戦後の昭和二十二年に兵庫県の一村長さんが始めた村主催の敬老会が始まりとのこと。その後国民の休日として制定されその趣旨も定着しました。本年十月現在、栗の郷に入所中の利用者さまのうち、三名の方が百歳を超えるご長寿様です。一番のご長寿様は百五歳の女性、今度じっくりと長生きの秘訣を伺いたいものです!
衣替えをお願いします
十月に入り、過ごしやすい季節になりましたが、この時期は冬に備える準備期間でもあります。朝晩など気温の下がる日が増えてきますので、秋冬物の衣料への衣替えのご準備をお願いします。
また、十月より順次利用者様へのインフルエンザの予防接種を実施いたします。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
編集後記
今回も「栗の郷たより」をお読みいただきありがとうございました。「疫病退散」の記事は編集者が直接現地で確認し、写真に収めた物を掲載いたしました。
まだまだ終息の見えないこの災厄、これからは寒い日も増えてきますので、体調を崩さないよう皆さまもお気を付けください。
広報委員一同