介護老人保健施設『栗の郷』の十周年を迎えて
平成十一年に設立された介護老人保健施設『栗の郷』は、本年十月二十九日をもちましてようやく十周年を迎えることが出来ました。この間、地域の皆様には栗の郷を温かく支えていただきましたこと、職員一同心より感謝いたしております。開設当初は六十六床でスタートした栗の郷も、平成十六年には一〇三床に、そして平成十九年には一〇五床に増床することが出来ました。そして、開設当初は定員二十名だった通所リハビリテーションも、平成十六年には定員四十名に増員することが出来ました。一方、平成十八年の介護保険法の改定により介護予防がスタートしたことを受け、施設での介護予防通所リハビリテーションや介護予防短期入所療養介護を、そして、居宅での介護予防支援をサービスとして提供してまいりました。更には、平成二十年には訪問リハビリテーションや介護予防訪問リハビリテーションを開設し、少しでも地域の皆様のお役に立てるような栗の郷として、今日までの十年間必死に努力してきたつもりでございます。
さて、高齢化の進展が益々加速していく中での今年の衆議院議員選挙に於いては、長期間続いていた自民党政権が崩壊し民主党政権が誕生いたしました。高齢者を取り巻く状況の変化により、一層深刻化した介護問題の環境の整備が、今回の改変により少しでも改善されることを心より望んでやみません。
地域の皆様方の温かいご支援により、介護老人保健施設『栗の郷』は開設以来今日までの十年間にわたって、この地域における社会的支援の一翼を担ってまいりました。お蔭様で栗の郷の活動も年を追う毎に理解され、少しずつ地域に根付いた活動も出来るようになってまいりました。今年は新型インフルエンザの影響を懸念したため、施設利用者の方々やそのご家族、そして数多くの地域の皆様が楽しみにしていただいている「夏祭り」の開催を中止しましたが、この「夏祭り」のイベントも栗の郷の社会的支援の一つであると考えております。今後とも様々なイベントを通して、高齢者の笑顔や笑い声を引き出せる企画を提供したいと思います。高齢者が楽しんでいる姿を見ることが、我々の無上の喜びの一つであり、生き甲斐の一つなのであります。
世界一の長寿国である日本に於いては、老人保健施設『栗の郷』の社会的役割は今後益々大きくなることと思います。我々介護老人保健施設『栗の郷』の職員一同は、十周年という節目を境に威風会精神を再度胸に刻み、清く・優しく・温かくの心を持って、決して驕ることなく、今以上に地域の皆様に愛される施設を目指して誠心誠意努力を重ねていく所存でございます。今後とも地域の皆様方のより一層のご指導ご鞭撻の程をよろしくお願いいたします。
介護老人保健施設 栗の郷
施設長 藤平 威夫



